未熟たまご

上京したからには文化的な生活を送りたい若者の、稚拙な考察と文章で綴るかわいらしいブログ。

クリスマス・クロニクルは名作だよね!

この冬配信されたNetflixオリジナル映画「クリスマス・クロニクル」を鑑賞したんだけど、


『クリスマス・クロニクル』公式予告編 - Netflix [HD](あらすじとかはテキストで書かなくてもYoutubeで予告編を見ていただいて)

テレビCMを流し渋谷のスクランブル交差点や朝日新聞東京本社屋上に巨大ビルボード広告を設置しとNetflix Japanもかなり力を入れて絶賛宣伝中のこの作品、個人的にNetflix Japanの広報と趣味が合わない私は勝手に敬遠していたのですが、寝る前にコーラを少し飲んで映画を見る際、1時間44分というちょうど良い長さと、寝る前にあまり激しい映像観るのもなあ、という穏やかな気持ちを持って寝落ちしてもいいやくらいの気分で再生したらまあ最後まで目が離せなくなってしまいました。

クリス・コロンバスがプロデュースを手掛け、音楽はアナ雪のクリストフ・ベック、そしてカート・ラッセル主演という豪華な布陣のこの作品、具体的に何がすごいかというと、無駄が全くないんですよね。

兄妹喧嘩もサンタの陽気な姿もスリリングな展開もファンタジックな展開も盛り沢山ながらどんどん進んでゆく。本当にどんどん進んてゆく。クリス・コロンバスというトナカイがグイグイとソリを引いてくれるので、私たちはただソリに座って目まぐるしく変わる景色を眺めて入れば良いのです。しかもこのトナカイ、過去にホームアローン撮ってるからファミリーコメディー素敵なわけだし、ハリーポッターと賢者の石撮ってるから異世界の扉開くの上手いし、グーニーズの脚本書いてるから子供の冒険心を我々にも思い出させてくれる。

ねっ?面白くないわけ無いでしょ?

主要な登場人物はサンタクロース、お兄ちゃん、妹の3人だけといっても良いこの作品、3人が常に一緒ではなくそれぞれの冒険や成長がきちんと描かれている。それぞれの場面が同時並行しながらそのどれもが魅力的なんてお前はStranger Thingsか!と突っ込みたくなるほど誰かが弱いだとか楽してる、だとか指摘できない隙のなさ。子供も大人も、サンタを信じる人もかつて信じていた人も、誰もが楽しい「クリスマス・クロニクル」

そんな子供向け作品なんて見ないよ、とか思っている人も軽い気持ちで見始めたら夢中になると思う。子供騙しじゃない本気で創られた名作映画。

それを訴えたくてこの記事を書きました。おかげで全然寝れないんだけどね。

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